天の川を表現した明るい桜御影のお墓が完成!宇都宮市西の杜新里聖地霊苑

宇都宮市・真岡市・鹿沼市・さくら市を中心にお墓や石材のお仕事をさせていただいております、みのわ石材店です。宇都宮市の西の杜新里聖地霊苑にて、天の川を表現した明るい桜御影のお墓が完成いたしましたので、ご紹介いたします^^

 

宇都宮市 西の杜新里聖地霊苑 石碑:G635 外柵:松山石

 

西の杜新里聖地霊苑の芝生墓地でお墓を建立させていただきました。霊園の見学にお越しになったお客様で、墓地は先に仮決めされていました。

西の杜新里聖地霊苑の芝生墓地では、お墓の大きさは間口90cm、奥行き120cm、決められた高さの範囲で建てる決まりになっていますが、そのほかデザインなどは自由です。主に奥様とやり取りをさせていただいたのですが、とても発想豊かな方で、「天の川を彫りたい」とご希望でした。図面を作成してご提案し、調整を重ねてお墓が完成しました。

 

完成したお墓です。石はG635という桜御影を使用しました。正面は「ありがとう」という言葉を味わいのある書体で彫刻し、上に天の川をイメージした星を配置、右下にご家名を彫刻しました。色はすべて白色を入れています。

 

棹石の天面は、川の流れのような曲線にしました。天の川のイメージに近づくように意識してデザインしました。

 

上台・下台は、水垂れ加工といって水が石の表面に溜まらないような加工をしています。外に向かってわずかに傾斜をつけることで水が溜まらず、汚れが溜まりにくく石も長持ちします。霊園内をご一緒に見学しながら墓石の加工についてご説明しているときに水垂れ加工をしているお墓があり、ご説明すると「これいいですね」と気に入っていただいて、採用されました。芝生墓地では特に雨の日に泥がはねたりすることもありますが、この加工があると汚れも雨と一緒に流れ落ちていき、お墓をきれいに保つことにつながります。

 

香立・花立は一体型にしています。今回のお墓は天の川がデザインの中心なので、ここにも柔らかいイメージを採り入れました。香立ての下の拝石にも、台石と同様に傾斜を付けて水垂としています。

 

納骨室の前壁には、木にとまった小鳥がさえずるイラストを彫刻しました。実はこちらのお墓は、別の場所にあるおじい様とおばあ様のご遺骨も改葬される予定でした。お墓作りの時にはお二人のことも思い出して、音楽がお好きだったことなどをお話しされながら、枝で小鳥がさえずっている明るく楽しいデザインを採用されました。

 

お引き渡しの時には、「かわいいお墓ができました^^」ととても気に入っていただくことができました。今回は「天の川を彫りたい!」というお客様のご希望から始まり、「こんなイメージはどうでしょう?」とご提案をしながらお客様のイメージを形にしていく過程は、私自身もとても楽しくお手伝いさせていただきました^^ お墓作りでは、なかなか具体的なご希望をおっしゃっていただくことが難しいかもしれませんが、「こんな感じがいいな」とある程度のイメージを伝えていただければ、それを具体的な形にして「これはどうですか?」とご提案し、それを繰り返しながらご一緒に造り上げていくことができます。世界にひとつだけの唯一無二のお墓を作ることができて、思い入れのあるお墓は、お客様にとっても愛着のあるお墓になると思います。具体的なご希望がある方はもちろん、「こんなイメージのお墓にしたい」という方も、ぜひお気軽にご相談いただければ幸いです。