インド産M10の縦洋型の石碑を建立!宇都宮市雀の宮道の木霊園

宇都宮市・真岡市・鹿沼市・さくら市を中心にお墓や石材のお仕事をさせていただいております、みのわ石材店です。宇都宮市雀の宮の道の木霊園にて、15年ほど前に作成した茨城県産稲田石の外柵に、インド産M10の石碑を建立させていただきました!

 

宇都宮市雀の宮 道の木霊園 石碑:インド産M10 外柵:茨城県産稲田石

 

当社でよくお仕事をさせていただいている霊園で、15年ほど前に外柵まで作成させていただいたお客様から「お墓を建てたい」とご連絡をいただきました。亡くなられたおじい様のお墓でした。

お墓については「洋風がいい」とご希望で、洋型にもいろんな形があるのでいくつか図面を作成してご覧いただきました。通常の洋型のほかに、当社で縦洋型と呼んでいる高さのある洋型墓石など、3種類ほどご覧いただいて縦洋型のお墓を気に入っていただきました。

 

こちらが完成したお墓です。縦に長い洋型で、高さがあるので「立派に見える」と気に入って頂きました。石碑に使用しているのはインド産M10という黒御影石です。目が細かく高級感があり、硬さや吸水性についても申し分なく、ツヤのりも良いです。

 

棹石正面の文字は、ご宗旨の浄土真宗の基本に則って「南無阿弥陀仏」のお念仏です。右下に控えめにご家名を彫刻しています。また、縦に長い形状なので、文字を縦に入れると左右に余白が空きすぎてしまうので、丸みを付けた二重の曲線で額出しのような立体的な加工をして、余白を利用して荘厳な雰囲気になるように工夫して設計しています。

 

芝台と拝石の角は銀杏面といって、石の角の部分に丸みを持たせて断面が「銀杏の葉」のような形になっています。手の込んだ高級な加工です。こちらは、外柵と同じく茨城県産の稲田石を使用しました。

 

お墓の下の観音扉が納骨室の入り口になっていて、納骨の際はここを開けて納めます。左手には物置きを兼ねたベンチがあります。おばあ様は15年ほど前の外柵を作らせていただいた時から脚が悪くてつらいとおっしゃっていて、今回久しぶりにお会いした時も長い間立ったままお参りされるのは辛そうでしたので、付けておいてよかったです^^

 

墓誌も同じ石で今回作成しました。周りには高さのある和型のお墓も多い中、堂々とした風格もあり、劣らない存在感がありますね!完成時には、皆様に大変喜んでいただくことができました。今回は主に息子様とお打ち合わせ等させていただいたのですが、とても熱心にお墓作りに取り組んで下さって、細やかに質問してくださったり、こまめにお返事をくださったり、やり取りがスムーズでとてもありがたかったです。このたびは、お墓作りのお手伝いをさせていただきありがとうございました。これからも、当社でお手伝いできることがございましたら、どうぞお気軽にお声かけください。