インペリアルレッド＋G663（桜御影）のお墓。宇都宮市西の杜新里聖地霊苑

宇都宮市・真岡市・鹿沼市・さくら市を中心にお墓や石材のお仕事をさせていただいております、みのわ石材店です。宇都宮市の西の杜新里聖地霊苑に、インド産インペリアルレッドとG663（桜御影）の２種の石を使用した、アジサイの立体彫刻を添えたデザイン墓石が完成しましたので、ご紹介します！

 

【宇都宮市 西の杜新里聖地霊苑 新規建立　インド産インペリアルレッド・中国G663（桜御影）】

 

「お墓を建てたい」とご希望のお客様が、飛び込みでお店にお越しくださいました。将来のご自分とご家族のための生前墓をご希望で、墓地を探すところからお手伝いさせていただくことになり、お客様もご存じで気になっていらっしゃった宇都宮市の西の杜新里聖地霊苑をご案内しました。

一般区の外柵付きの区画もある中、お客様が気に入られたのは芝生墓地でした。1㎡ほどとコンパクトな広さですが、お墓同士の間隔がゆったりとられていて広々としています。明るく日当たりも良いこの区画をとても気に入られて、こちらにお墓を建立することになりました。

お墓については、芝生墓地ということもあって洋風のお墓をご希望でした。お話を伺ってご希望を表現したお墓を設計しご提案、その後も修正等を重ねてデザインが完成し、建立させていただきました。

 

こちらはお墓の一番上の棹石です。使用した石は、棹石正面の赤い部分はインド産のインペリアルレッドという赤御影石、薄いピンク色の部分が中国のG663という桜御影です。正面にはご希望の「絆」の文字、その下には左右にアジサイの花を彫刻しました。

 

アジサイは、ひとつひとつの花を丁寧に、立体彫刻で彫りこんでいます。ご希望をいただいて一度レイアウトをご提出すると、検討された末、「これでお願いできませんか」とお客様がご自分で探したものをお持ちくださいましたので、それをもとに彫刻しました。アジサイは細かい点も多い花ですが、葉や花びらの細かいところまで活き活きと表現できました！ 石の色合いにも、立体的な彫刻がよく映えています。

 

花立です。花束をそのまま供えているような、包み込むようなイメージで作成しました。こちらは当社オリジナルのものです。細かい点ですが、他とは違うオリジナル感が感じられます。

 

アーチ状の香炉は天面が水鉢を兼ねています。棹石の形状や花立、お墓手前の袖石部分など、全体的に丸みのあるデザインで統一されています。お参り部分は菱形をデザインしたすべり止め加工もしました。優しいピンク色と印象に残る赤色の２色の色遣いで、柔らかくも華やかなイメージに仕上がっています。

お客様には、「イメージ通りのお墓になりました！」ととても喜んでいただけました！ ご希望のアジサイの花もきれいに仕上がっていて気に入っていただけただけでなく、「色々と無理もお願いしてしまって・・・」とお酒を下さったり、とてもお気遣いいただき大変恐縮でした^^; 本当にありがとうございました。

今回のお客様は、何度かお店に足を運んでいただいたのですが、毎回娘様もご一緒にお打ち合わせにお越しくださっていました。細部を決めるときも、将来お墓を受け継いでいく娘様の意見を聞きながらお墓作りを進められる姿は、「とても仲がいいんだなあ」とうらやましいくらいでした。不思議なもので、ご家族でしっかり話し合うお墓作りや、ご家族の「絆」の強さが、完成したお墓に形となって表れているような気がします。素敵なお墓に仕上がって、私どもも大変うれしく思っております。このたびは、当社にお墓の建立をご用命いただきありがとうございました。皆様で末永く、仲良くお参りいただけるとうれしいです^^